青い空の診察室から
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- ＃ウィズコロナのすすめ Vol.5
〜 Vol.5 飲み会編 〜
流行地域で行われた食事会や飲み会に
引き続き、
家族内感染が起こる事例が
増えています。
マスクをしない状態で
会話が弾む飲み会は
とても感染リスクが高いです。
でも、少しの注意を積み重ねると
リスクを下げられます。
ご家族やご友人を守るため、
参考にして頂けたら幸いです。
Point 1 参加の頻度をなるべく減らす
参加を1週間に1度くらいにしませんか？
そうすれば
万が一、感染していても
大切な人たちに
次々と移してしまうリスクを下げられます。
喉や鼻の違和感や
咳、微熱、だるさなどがある時は
参加を取りやめましょう。
「今日はやめとくわ」
その決断が大きな社会貢献です。
参加予定者に体調不良を伝えられたら、
「また今度集まろう」
チャットやビデオ通話で支えてください。
心配な時は、
医療機関や
相談窓口（帰国者・接触者相談センター等）に相談することを勧めてください。
Point 2 感染予防対策の整ったお店を
選びましょう
ドアや窓を少し開けているお店が安心です。
隣のテーブルとの間隔が空いている、
入り口に消毒薬がある、
店員さんがこまめに消毒を行なっている
などが目安になります。
混んでいるお店は避けた方が安全です。
店内に入る時は手指消毒をし、
できるだけ
お互いに間隔をあけて着席しましょう。
テーブルに余裕があれば、
風下や排気口の真下を避けましょう。
換気口↓
Point 3 着席後は店員さんや周囲のお客さん
にも配慮を
テーブルやメニューには、
前のお客さんの飛沫がついている
可能性がありますから注意して下さい。
濃厚接触の定義は、
１m以内の距離で
マスクなどをせずに15分以上過ごした場合
などです。
会話が弾んでいると
もっと短い時間でも感染するかもしれません。
飲食をしない間、
できるだけマスクをするのも
それなりに効果はあると思います。
取り分けが必要なお料理を避け、
お酌や回し飲みを控えましょう。
注文時には、
店員さんやほかテーブルのお客さんに
飛沫が届きにくいよう、
体の位置や向きに気配りをお願いします。
トイレなどでの接触感染にも要注意です。
蛇口やドアノブに触れた後は
必ず手洗い・手指消毒を。
飲み会は
感染拡大の主な要因の一つです。
参加したら1-2週間
「もしかしたら感染しているかもしれない」
と考え、
マスク着用や人との距離を保つ、
手洗い・手指消毒など
感染予防の徹底をお願いします。
その気遣いが必ず
あなたの大切な人々の生活を守ります
最後に、再び、トレポンテこどもクリニックからのメッセージです。
新型コロナにかかると、赤ちゃんが重症化しやすい可能性があること、子どもの死亡例など、子どもにとっても危険な感染症であることが報告されています。子どもは大丈夫だと思わないでください。
この感染症の重症化率は決して低いものではありません。明日にも、大切なご家族が感染して命をおびやかされるかもしれないということを想像して下さい。
今、世界中で混乱が起こっています。この混乱が続くと、子供たちが将来、夢を叶えられなかったり、苦しい生活を強いられたりしてしまうかもしれないと考えて見て下さい。
わたしたちなら、この危機を乗り越えられる気がするのです。
２０２０年８月２１日
トレポンテこどもクリニック
医師 小児科専門医 村社 歩美
事態の緊急性を鑑み、現段階で概ね明らかと考えられる内容を示しました。今後、状況変化に応じて、見解が変わる可能性もありますことをご了承下さい。
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